連日暑い日が続きます(^_^;)))
中々この暑さに慣れない間に
8月に入りました。
今日もボートセンターでは汗だく!
作業が続いていました。
ヤンマーエンジンでは、
主機前取り出しとして
充電器(オルタネーター:発電機)や舵ポンプ
海水ポンプ(散水:デッキウォッシャー)など
設置されるケースがあったりします。
本日は、油圧スラスターについて。。。
油圧の動力取り出しの系統(配管)をご紹介!
先ず、こちらはエンジン前にプーリーを設置
いわゆる主機前取り出しの一例。
(*取り出し方法は、様々な方法があり
また、エンジン機種により取り出せる出力も異なります)
そして、こちらが。。。
油圧ポンプ
主機前からベルトを概し
クラッチを入れるとポンプが作動。
右側の黒色のものは
電磁弁!
スラスターを右に左にと
回転を変える装置
この大きな物は
作動油のタンク
オイルタンクです。
そして
オイルクーラー
作動油がポンプで送られ各配管を通り
スラスターを動かします。
油温を下げるため、オイルクーラーを設けています。
近年プレジャーボートにスラスターは増えましたが
殆どが電動のスラスターです。
本日紹介させていただいた、
油圧スラスターは、従来からありますが
これだけの油圧設備を設置するため
取り付けられる艇は限られ
漁船や作業船、業務船に設置されている
ケースが殆どです。
(*2015年ヤンマープレジャーボートラインナップでは
EX40やEX46、そして発売されたニューモデルEX38など )
建造からのオーダーである事や、その他条件があります。
離着岸時の操作だけでなく
長時間動かす事の出来る油圧スラスターは、
本格派フィッシング艤装の魅力的な装備の1つ。
オートスラスターの制御部を設置することで
手前船頭のプレジャーオーナーの
流し釣りには最高の装備となりますねっ!
おおまかですが、
油圧スラスターの油圧系統例のご紹介でした。
■YMS東日本営業部■