皆様、こんにちは。本社営業統括部です。
この度は、フィッシングクルーザー【EX38】に搭載した最新航海計器システムを
フル活用し、クルージングに出かけてきましたので、その様子をリポートします。
その最新航海計器システムとは・・・
①NavNet TZTtouch 【デジタル】
②NAVpilot(オートパイロット) 【デジタル】
③エンジンリモコン(ガバナー)【アナログ】
④舵リモコン 【アナログ】
のデジタル&アナログ機器を融合させた、オリジナル操船システムです。
それでは早速出航します。
今回、自動運転※クルーズを体験するのは、昨年入社の河内くんです。
※増速、減速は手動操作となります。
今回のクルーズは、芦屋マリーナを出向し、神戸港方面に舵を取ります。
まずは、安全な場所まで手動操舵で移動。
その後、【NAVpilot(オートパイロット)】による自動運転※に切り替えます。
操作は、とても簡単。進路(方位)に船首を向けたら、”AUTO”ボタンを押すだけ
ボタンを押した時点での方位を維持してくれます。
あとは、センターのつまみや、左右方向のボタンで方位を微調整するだけでOKです。
色々と試しながら西へ進むと、あっという間に淡路島辺りへ・・・。
帰りは、”逆航跡”機能を使った自動運転※で帰港します。
①まずは画面上の航跡をタップ。 → ”逆航跡”をタップします。
②するとタップした航跡が赤く表示されます。その航跡上で、最初に目指すポイントをタップ
続けて”ここから行先選択”をタップすると、ルートが形成されます。
③オートパイロットを使用するかどうかの選択の”はい”をタップすれば完了!
舵は自動的にルートへ向けて切ってくれるので、安全確認を行い、手動で
増速していきます。
自動運転※中は、安全確認と、いざという時に備えて、舵リモコンを用意する事を
お勧めします。
そして、ご覧くださいこの航跡
ふらつきが無く、目標に向け真っ直ぐに自動運転※している事が分かります。
無駄な動きが無い=燃費が良い に繋がります!
順調に自動運転※中、前方に停泊中の大型船を発見!
プロッター上に表示されたAIS情報からも、ルート上に船舶が存在する事を
確認できます。
こんな時は、慌てる事なく、舵リモコンのスイッチON!
自動運転※が一時的に解除され、舵リモコンの操作で、停泊船を回避します。
そして、停泊船を十分に回避した後、舵リモコンのスイッチOFF!
再び自動運転※に切り替わり、再びルート上を航行してくれます。
皆様、デジタル&アナログ機器を融合させた、オリジナル操船システムは
いかがでしたでしょうか?
このシステムは、「釣り以外の操作をとにかく自動化する」というコンセプトのもと
フルノ電気さん、マロールさんにご協力頂いたものです。
その「釣り以外の操作を自動化する」に相応しい”楽チン”さと、最新システム
でEX38を操る”楽しさ”が詰まったシステムだと確信できたクルージングとなりました。
尚、この取材に使用したEX38は、2016.4/8(金)~4/10(日)新西宮ヨットハーバー
にて開催される【関西ボートショー2016】に出品予定です。
この機会に、是非ご確認ください。