Oracle Team USA
社会や地域のみなさんに支えられてきたヤンマー。感謝の気持ちや、持続可能な社会の実現に向けた取り組みのひとつとして、さまざまなスポーツ活動への協賛を行っています。ここではヤンマーの舶用エンジンなどが採用されているOracle Team USAに関する活動を紹介します。
ヤンマーとオラクルチームUSAが2大会連続のオフィシャルテクニカルパートナー契約を締結.
ヤンマー株式会社とオラクルチームUSAは、2017年に開催される第35回アメリカスカップのオフィシャルテクニカルパートナー契約を締結することを決定しました。 オラクルチームUSAが劇的な優勝を果たした、2013年開催の第34回アメリカスカップに引き続き、2大会連続のパートナーシップ契約となります。
前回開催の第34回アメリカスカップにおいて、Emirates Team New Zealand(挑戦艇)との3週間に及ぶ過酷なマッチレースを共に戦い、ディフェンディングチャンピオンの座を掴んだという素晴らしい経験を通して、お互いの信頼を深めたことが今大会もセーリング界とマリンエンジン界をリードする両者を結びつけました。
ヤンマーは、長年に亘る豊富な経験と技術力で、世界のマリン市場へ高性能・高品質なマリンエンジンやドライブシステムを提供しています。今回のパートナーシップでも、オラクルチームUSAが駆る46フィートの伴走艇(愛称YANMAR1、YANMAR2)へ、ヤンマー製8LV型ディーゼルエンジンとZTドライブシステムを提供する、オフィシャルテクニカルパートナーとして、チームを支えます。
伴走艇は40ノット(時速74.1km)を超えるレースの展開を常に追い掛け、チームを的確にサポートするだけでなく、練習時においても常にチーム艇に付き添い、データ収集や分析を行う重要な役割を担う、チームのパフォーマンス向上に欠かせない存在です。レースの舞台となる海域の過酷なコンディションに十分に耐えうるスピード、パワー、耐久性を備えたエンジンとしてオラクルチームUSAに選ばれたヤンマーエンジンは、2017年のアメリカスカップ本戦までオラクルチームUSAが絶大な信頼を寄せるパートナーとして、チームを支え続けます。
また、世界No.1チームをエンジン技術で支える企業として、レース艇や伴走艇へのブランド露出を展開し、グローバル市場におけるブランド認知の向上を図ると共に、プレミアムなブランドイメージの創出を目指します。 オラクルチームUSAとヤンマーは、7月25日から始まるルイ・ヴィトン・アメリカスカップワールドシリーズ ポーツマス大会を皮切りに、2017年のアメリカスカップ本戦まで過酷なレースを共に戦い、3連覇を目指します。
オラクルチームUSAのスキッパーJimmy Spithilコメント
「ヤンマーは我々にとってとても重要な存在です。レース艇をサポートできる伴走艇は、ヤンマーエンジンがあってこそ実現できました。パフォーマンスデータの収集や分析を行う伴走艇は、レース艇のブレインであり、我々の勝利に欠かせない存在です。その伴走艇に耐久性・信頼性の高いヤンマーエンジンが搭載されていることで、我々も安心してレースに挑めるのです。ヤンマーと共に3連覇を目指します。」
ヤンマーホールディングス(株)理事 荒木 健 コメント
「前回大会(2013年)で我々のエンジンへの信頼を深めてもらえたことが、今大会のパートナーシップ継続に繋がりました。世界No.1チームに認めてもらえたことは、エンジンメーカーとして最高の誇りであり大変光栄に思っています。今回は、レースだけなく、練習時も常に付き添いチームのパフォーマンス向上に貢献します。過酷な練習とレースをチームと共に乗り越え、3連覇を目指すチームに貢献していきます。」
■オラクルチームUSAについて
オラクルチームUSAは、第33回大会(2010年)、第34回大会(2013年)を連覇したディフェンディングチャンピオンです。チームオーナーはラリー・エリソン氏。CEOのラッセル・クーツ氏とスキッパーのジミー・スピットヒル氏が率いるチームは、セーリング技術、船体デザイン、造船技術、サポート体制の全てにおいて世界最高のクオリティーを保持し、第35回アメリカスカップの防衛に挑みます。
■伴走艇と同じ8LV型ディーゼルエンジンを搭載したEX30Bの詳細を見る。 https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex30b/
■ヤンマーディーゼルエンジンを搭載したプレジャーボートのラインナップを見る。 https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/