こんにちは!西日本営業部です。
暑い日が続いてますねぇ。。。
何回も言いますが、水分補給を忘れないでくださいね!
定期的に海洋商品のご紹介が出来てなくて、申し訳ございません。
え?そんなに気にしてない!いやいや、是非、見て行って下さい。(笑)
さて今回は・・・
兵庫県の伊保漁協様へ納入させて頂きました、微細気泡発生装置をご紹介いたします!!
微細気泡発生装置は、単旋回流方式(水中吐出型)×2個仕様です。この装置によりファインバブルを発生させます。
効果としては・・・
気体を水中に良く溶かすことができる=(イコール)短時間で水中への酸素補給が可能。
(写真右)微細気泡発生装置
(写真左)付属のエアーフィルター、逆止弁、流量調整弁セットです。
水中ポンプと組合わせると・・・
この部分が微細気泡発生装置です!
このようになります。
別件で伊保漁協様に訪問させて頂いた時に、水槽にかけ流しで使用している海水が海水井戸から供給しており、溶存酸素が無く、散気管で供給しているが魚が長く生きないとお話しを伺いました。ちなみに水槽容量は約6tです。
そこで、この微細気泡発生装置を使用して、どれだけ溶存酸素量が違うのかをテストしてみることにしました。
テストを行うにあたり、ブロアでの酸素供給を止めて、水槽内の海水を一旦完全に抜き、新たに海水井戸の海水を入れました。(かけ流し)
そして・・・溶存酸素を測定したところ。。。
なんと0.54mg/Lしかありません。。。
次に、デモ機を水槽に挿入!!
ファインバブルを発生させます。
組合の皆さんから『泡が違う!泡が細かい!小さな気泡が水槽全体に広がっている!』の声があがりました。
さて、3時間経過したところで再度測定!!
なんと!平均で5.1mg/L以上、高い場所では6.0mg/L以上となりました。
この間もかけ流しで溶存酸素の無い井戸海水を水槽に供給しています。
魚を入れての状況も確認したいとの事で、1週間デモ機を置いて帰ることになりました。こんな感じで、籠に魚を入れて備蓄されています。
さぁ~!!1週間経過しました。さっそく溶存酸素測定を行ってみます。
水面付近6箇所+底付近6箇所の計12箇所を測定した結果・・・・
平均溶存酸素が5.85mg/Lとなりました。
魚の状況を組合の皆さんに聞いてみると・・・
「前より魚やタコが良く生きる」とお褒めを頂きました。
納品した日の水槽には、高級魚のアコウ(和名:キジハタ)が元気に泳いでいました。
美味しそう~。煮付けで食べた~い!(笑)
今回は循環式でのご提案させて頂きましたが、サイズも25A、40A、50Aと有り、条件によりご提案内容が異なりますので、まずはご相談お願い致します。活魚水槽、養殖場で薬浴時、活魚運搬船などに利用頂いております。
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ヤンマー舶用システム㈱ 西日本営業部 海洋ソリューショングループ
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