皆様、こんにちは。本社 営業統括部です。
この度、YMSスタッフは、11月18~20日福岡市で開催された「アメリカズカップ 福岡大会」のレースコース内で、メディア向けプレス艇の運営で参加しました。
そこで、テレビでは放映されていない、YMSスタッフが見た「アメリカズカップ 福岡大会」の裏側をお伝えしたいと思います。
そもそも、アメリカズカップとは・・・。
「海のF1」 と称される世界最高峰のヨットレース『America’s Cup(アメリカズカップ)』。
アメリカズカップは1851年から現在まで続く世界最高峰の国際ヨットレースです。
夏季オリンピック第1回大会が行われたのが1896年。
サッカーのワールドカップ第1回大会が1930年ですから、アメリカズカップの歴史の深さがうかがい知れます。
ちなみに、アメリカが発祥だからアメリカズカップと呼ばれている訳ではありません。1851年にロンドンで開催された第一回万国博覧会の記念行事として行われたヨットレースで「アメリカ号」が優勝し、ビクトリア女王から優勝カップを授与されました。この優勝カップを賭け「アメリカズカップ」が開催されました。
使用されるヨットは出場国で建造しなければならないため、参加各国の技術の粋を集めた国の威信を賭けたレースという一面もあります。
ルイ・ヴィトン アメリカズカップ ワールドシリーズ」で勝ち抜いた1チームが、前回大会覇者アメリカチームと1対1で争うのが「アメリカズカップ」なのです。
■9:00AM @小戸ヨットハーバー
この度、YMSスタッフが行ったのは、一般メディア及び招待メディア向けボートの運営。レース艇を伴走しながらメディアの撮影支援を行うのですが、通常はレースコース外で行うそうで、コース内に入っての撮影は、福岡大会が初だとか・・・。
世界で始めてYMSスタッフが運営します!
まずは、運営スタッフが集合した朝のミーティングから。
その日のレースコース、レース時刻、注意事項などの説明があります。
このミーティングに通訳はいますが、基本的に英語で進行されます。
■11:20AM @マリノア
アメリカズカップ事務局から支給された、セイルレーシングのスタッフユニフォームに着替え、出向準備を整えた後、ヤフオドーム前の地行浜沖へ向かいます。
■0:00PM @地行浜沖
YMSスタッフは、陸上からの指示があるまで、エアーショーを間近で見ながら海上で待機です。
エアーショーは、海面ギリギリを飛行!朝のミーティングで、エアーショー中は動かないよう指示があったのですが、その意味がやっとこの瞬間理解できました。(動いたら衝突するという意味だったようです・・・。)
■1:00PM @地行浜沖レース海面
さて、レース開始まで間もなくです。
レース艇のクルーは、この電光掲示板などを確認しながら、スタートラインを通過していきます。
レース中は、まさに緊張の連続でした。
メディアのリクエストで、レース艇へ近づいて行くのですが、海上にはブイがあるのみ・・・。テレビで見ると海面にラインがグラフィックで描いてあるのですが、当然海からは見えません。
十分な距離を保っていても、レース艇は速く、あっと言う間に近づき、また突然ジャイブ(旋回)するので、全く動きが掴めない状況でした。
という訳で、緊迫の海上シーンは残念ながら撮れませんでしたが、なんとか安全な場所で撮影した画像を何枚かアップします。
■2:20PM @地行浜沖レース海面
今大会の総合優勝は、ランドローバー・BAR(英国)、2位は、アルテミス・レーシング(スウェーデン)。そして3位には、オラクル・チーム・USA(米国)となりました。
画像は、ランドローバー・BAR(英国)の総合優勝決定直後の画像です。
■最後に・・・。
今大会に参加したスタッフと、参加艇の画像をアップします。
また、今大会には、運営スタッフとして、オーナー様とその愛艇にも参加頂きました。
K.Mercury XⅡ、ATOM3、響のオーナー様。この度は誠にありがとうございました。
日本初開催となった、「アメリカズカップ 福岡大会」を、皆様と共に成し遂げられました事を、スタッフ一同、非常に嬉しく、ご協力に深く感謝申し上げます。
同大会に参加した海上スタッフ
EX30B
EX30Bの情報はこちら!!
https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex30b/
響 EX33-Ⅱ.FB
EX33-Ⅱの情報はこちら!!
https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex33-2/
EX33-Ⅱ
EX38
EX38の情報はこちら!!
https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex38/
ATOM3 EX38
EX38
K.Mercury XⅡ EX38
EX26