プレジャーボート・フィッシングボート等のマリン製品に関する情報やイベントをいち早く発信するヤンマーマリンブログ

『〇〇ができるまでシリーズ』 第1弾!!

皆さん、こんにちは!

営業統括部です

 

ゴールデンウィークはいかがお過ごしになられたでしょうか?!

関西では、晴天日和が続き、

T-シャツ1枚で快適に過ごせる季節になってきました ^^

 

早速ですが、話変わりまして

皆さん!!

 

舶用ディーゼルエンジンがどのように作られているかご存知ですか??

 

と言うことで

 

ヤンマー舶用システムに関わる製品が

どのようにして出来上がっていくかを

簡単に説明していくその名も

 

名づけて

『〇〇ができるまでシリーズ!!!!』

 

をこの第一弾から浅~く、長~くシリーズ化していきたいと思います!!

 

その第一弾として

『舶用ディーゼルエンジンができるまで』

 

プレジャーボート用のみならず、全国の漁業者から絶大な信頼を得ている

ヤンマー製ディーゼルエンジンが完成する行程をご紹介します。

 

 

小形から中形の船舶用ディーゼルエンジンを生産しているのが、このヤンマー塚口工場。

マンションが隣接し、大通りのそばに立地している塚口工場は防音対策も施されており、

安全かつ安心して作業できる環境が整備されています。

年間5500台強のエンジンが生産され、全国各地、また海外にも出荷されていきます。

 

エンジン製造の概要は、大きく分けて、4つの工程に分けられます。

 

①【機械工程】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらではシリンダブロック、シリンダヘッド、コネクティングロッドなど、

1次加工状態のコア部品は、工場内の機械加工エリアで

ミクロン単位(1/1000mm)の精度で加工していきます。

職人技が必要とされ、高精度の技術がエンジンの信頼へと繋がっていきます。

 

②【組立工程】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

用意された部品を組み上げて、エンジンを作り上げていきます。

組立ては、特定の作業者が全工程を全て行なうセル生産方式を採用。

こちらも作業者に高い技量を要求する方式です。

 

③【艤装・運転工程】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

組立工程後のエンジンは、発電機等の取付や各種配管作業を

行なう艤装工程を経て完成。

 

次に実際に燃料、潤滑油、冷却水を入れて

試運転を行ないます。

細かい検査行なう試運転では、数日に渡ることもあります。

 

④【塗装・梱包出荷工程】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防錆処理・塗装を経て、エンジンの生産は完成です!!

出荷検査、梱包作業が行なわれた後、国内、海外へと出荷されていきます。

以上、ここまで簡単に説明しましたが、いかがでしたか?!

 

工場には、よく営業マンやディーラーさん、購入したオーナー様が

直接見学に訪れることがあるんです。

 

『百聞は一見にしかず。』

まさに現場主義ですね!

 


(6LY440 マリンプレジャー電子制御エンジン)

 

さてさて今回から始まった

『〇〇ができるまでシリーズ』

 

次回は何になるのでしょうか~!!

 

早速、次の取材に行ってきま~~す

 

ではでは!!

 

 


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