こんにちは!
営業統括部です
それにしても、記録的な酷暑が続いていますね…
皆様、水分補給は定期的にとり、くれぐれもお身体を大事にされてくださいね。
さて、今回皆様にご紹介する記事は~!!
のその前に、キーワードを一つ!
「艤装」
という言葉、ご存知ですか?
艤装とは?
オプションやカスタムとも言われる艤装はその名の通り、
船や釣りの機能アップのために
取り付けられる装置や設備のことを言います。
なので、オーナーさんのこだわりや要望によって艤装の仕方は千差万別。
そこで今回は、皆様にとってなじみのある「釣り」に、もってこいの艤装用品を製作し、
釣り機能の向上と、豊富な製品ラインナップで「海」を支えるメーカー、
「(株)リガーマリンエンジニアリング」(以下:リガーマリンさん)の本社兼工場内を
取材させていただきました!
では早速リガーマリンさんを直撃!
本社は三重県いなべ市に所在しています。
現社長さんの趣味であるヨットがこの会社の始まりで、
前身はヨットの艤装品の設計からスタートし、現在に至ります。
一代目とあって、設立から33年と歴史はまだ浅いものの、
マリン業界の艤装用品では抜群の知名度を誇り、
船を所有されている方や将来、船を購入検討される方には、なじみの深いリガーマリンさん
ヤンマーとの付き合いは古いのですが,,,
スカッパースルーハルキットの開発でより親密に,,,
今ではスパンカーやロッドホルダーなど、ボート艤装用品では欠かせない存在となっています!
いつもありがとうございます!
ヤンマーがお世話になっているリガーマリン製品をいくつか簡単紹介☆
スパンカー:流して釣りをする際に風を立てる役割を果たす
ちょうど「四季の釣り」でおなじみのフィッシングナビゲーター:伊丹章さんと
ヤンマーEX29がコラボした際、製作いただいた特注スパンカー
ロッドホルダー:竿立て
こちらも同様に特注で製作いただいたロッドホルダー。
サイド側にこのように取り付けることも!
気軽に艤装できるロッドホルダーに竿を収納しておけば
場所にも困らないですね!
ルアーホルダー 「ポッサム」
ジグやタイラバを入れておけば、ルアーが暴れてロッドの折損や人に怪我をさせることが無くなるので、
いまやマイボートに必須ですね。
アウトリガー:カジキ釣りなどスポーツフィッシングでトローリングのための艤装
ルアーを一定間隔で引くトローリングにはアウトリガーは必要不可欠です。
それでは早速、工場内を拝見!!
堂々としたブランドロゴ。
「海のことなら海に聞け」 これがリガーマリンの合言葉です。
ちょうど作業されていたのが、オーニング用のステンレスパイプを図面の数字に合わせて
職人の技で曲げていきます。
オーニングとは、日差しを避けるために船体に取り付ける日よけカバーです。
一本だった棒が数ミリ単位の調整で、御覧の通り!
実際はこのようにカバーをかけて雨風を凌ぐ役割も果たします。
ロッドホルダーは年間にのべ3000本以上を生産!
写真右側のように
初めは上部と分けて、機械でプレスをかけ別々で生産していきます。
その後、溶接することでロッドホルダーの形に近づき、
もうひと手間。
凹凸部を一個ずつ丁寧にそぎ落とし、
削りすぎないよう、絶妙な加工を行うことで…
(左が加工前:右が加工後)
きれいなロッドホルダーが完成。
これもすべて国産。
「今は艤装用品のほとんどが輸入品となっていますが、
ここではすべての商品が従業員の技術によって
Made in japanならぬmade in regarで皆様にお届けしています!」
そう口にするのは、専務取締役で営業統括責任者の小林史明さん。
これまでの営業経験から、現在のリガーマリン従業員を束ねる要です。
‐小林専務
「私たちは、製造が花形です。仕事をしてもらいやすいように従業員の声を聞き、
早ければ即日に取り入れてみる。とにかく一緒に会社を創っていくという気持ちが大切です。」
まさにモノを売るためには、モノを作る人の気持ちも汲み取ることが大事ということですね。
今回は特別に縫製室を見せていただきました!
オーニングの生地です。
製品の型紙に沿って、裁断していきます。
縫製ではミシンを使用し、手作業で縫い合わせていきます。
一つ一つ丁寧に縫い合わせていきます。
これもまた職人の技が光ります。
なんとその日のうちに?!?!
「ここでは全商品の在庫をストックしています。
また特注品以外のほぼ8~9割は即日出荷できるような体制をとっています。」
一日でも早くお客様のところへ製品を届ける。
これが着実に信頼へと繋がっていくのですね。
ちょうど包装済みでしたが、
ヤンマー舶用システム(株)特約店さんへ出荷される前のスパンカーがありましたよ!
特別な日とは?!
‐小林専務
「今日(取材日)はたまたま従業員の誕生日月で、
従業員全員で誕生日会をお昼休みに行いました。
盛大ではないですが、みんなでケーキを食べて
少しでも従業員との間でコミュニケーションが取れれば、と思いまして」
これもまた小林専務が従業員を想って考えた行動。
本日取材させていただいた中で、一つだけ気になることがあったんです。
‐私
「なぜここの従業員は楽しそうというか、ノビノビと仕事されているんですか?!」と。
‐小林専務
「私たちの会社は従業員17人と小さな会社です。大きな会社にするためには
どんどん従業員を雇用する必要がありますが、それよりも私は今いる従業員に幸せに働いてもらい、
自分の子どもを入社させたいと、思ってもらえるような会社にしたいと思っています。」
なるほどこの会社が成長し続ける所以なのかもしれません。
本来、メーカーとしてのあるべき姿がリガーマリンさんに詰まっているのだと
感じずにはいられませんでした。
(写真右:小林専務取締役 営業統括責任者)
最後は本社前でパシャリ!
今回はご多用の中、
取材に協力いただきました
(株)リガーマリンエンジニアリングの皆様
本当にありがとうございました!
リガーマリンさんは
マリン製品の販売のほか、Facebookも定期的に発信していますので、
ぜひご覧ください!
(リガーマリン HP)
(リガーマリン Facebook)
https://www.facebook.com/REGARMARINE/
さて次回はどんな記事にしようかな~と
考えながら、
赤福を買って帰るのでした~~