こんにちは!営業統括部です!
みなさん、お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか?
最近、一段と冷え込んできましたので、体調管理には気をつけて下さいね!
さて、早速ですが、今回は進水式の様子をご紹介。
ということで、福岡は北九州で進水式があるという情報をキャッチして行ってきました!
今回、ボートをご購入頂いたのは株式会社タカギ様(以下、タカギ)。
社名を聞いて、知ってるという方も多いのではないでしょうか?
そう、「タカ~ギ♪」のCMでもお馴染みの言わずと知れた水廻りの家庭日用品メーカーです!
なぜタカギが?!?!と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実は社内にフィッシングクラブがあり、普段から釣りをする機会も多く、
この度、福利厚生の一環として、ヤンマーのフィッシングボートEX31をご購入頂きました。
購入に至った経緯や、会社概要については後ほどご紹介させて頂きます。
進水式が執り行われたのは、北九州の新門司マリーナ。海洋条件に恵まれた周防灘に面する好立地のマリーナです。
進水式にはタカギの髙城会長をはじめ、フィッシングクラブのメンバーや従業員、そのご家族の皆様、
さらにはヤンマー特約店の㈱日海商事様(以下、日海商事)の松尾社長、
ヤンマー舶用システム(以下、YMS)福岡支店のスタッフと、
総勢約40名が式典に参加しました。
参加者が集まると、厳かな雰囲気の中、式典が開始。早速、御祓いが始まりました。みなさん、緊張した面持ちです。
御祓いが終わると、髙城会長のご挨拶。今日に至った経緯などをお話頂き、なんとも気持ちが引き締まります。
続いて、タカギフィッシングクラブの田中代表のご挨拶。この日を待ちわびたという感じで、晴れやかな表情をされています。
式典が終わると、今回ご購入頂いたEX31の前で集合写真をパシャリ!
船名は「Water Wave」と命名。この名前は、タカギの女子ソフトボール部のチーム名でもあるそう。
事業内容にちなんだその船名と、ステッカーのデザインが印象的です。
そして、いよいよ進水です。緊張の瞬間ですよね。
無事に進水が終わると、お楽しみの記念クルージングの時間です。
フィッシングクラブのメンバーや従業員、そのご家族のみなさんも待ちに待った瞬間です。
約20分間のクルージングを思い思いに楽しまれている様子でした。
クルージングを終えると、髙城会長も「非常に気持ちよかった」とご満悦!
もちろん、フィッシングクラブの田中代表も満足されていて、
「早く仲間や家族と釣りに行きたい」と
今後のフィッシングライフに思いを馳せていらっしゃいました。
そして、フィッシングライフを充実したものにする為に、欠かせないのがメンテナンス。
今回、タカギ様にEX31を販売し、今後のメンテナンスを行うのがヤンマー特約店の日海商事。
田中代表と、日海商事の松尾社長もこのとおりガッチリ握手!これでアフターサービスも安心!
水廻りのことはタカギ様に、ヤンマーのボート・エンジンのことは日海商事にといった良好な関係を築いて頂ければいいなと、
勝手ながら思ってしまいました。
そして、圧巻だったのは、会社所有の双発機による空撮!
なんとこの会社、自社で航空部を持っているんです。
自社のボートと双発機の夢のコラボレーションに、皆さん、興奮気味でした!
もちろん、私も初めての経験に度肝を抜かれましたよ!こんな経験なかなかできないですよね。
ところで、みなさん、フィッシングクラブがあって、航空部もあるタカギって一体どんな会社なのか気になりますよね?
ボート購入に至った経緯も含めてご紹介させて頂きます。
タカギには約10年前からフィッシングクラブがあったそうですが、
今までは知り合いのボートに乗船したり、陸から釣りを楽しむに留まっていたそう。
自社で航空部も持つタカギですが、
「空だけではなく、海にも目を向けて欲しい」
とフィッシングクラブの田中代表が、髙城会長に直談判。その熱い思いが伝わり、会長は二つ返事でOKされたんだとか。
タカギの企業理念として、「全従業員の物心両面の幸福を追求する」ということがあるそうで、
まさにその理念に基づいてボート購入を決定されたんですね。
しかし、今回が初めてボート購入。すぐにヤンマーボートに行き着いたわけではなかったとのこと。
当初はマリーナの紹介を受けて他社を検討されていたそうですが、
髙城会長が「エンジンは国産がよい!」
と言われたことをきっかけに、田中代表が他のメーカーもあたる中で、
ボートもエンジンも自社で生産しているヤンマーに行き着いたそう。
その後は、YMS福岡支店から日海商事を紹介してもらい、話はトントン拍子で進んだとか。
ただ、最初はもう少し小さいボートを検討していたそうだが、ここでも髙城会長の「大は小を兼ねる」という一言がきっかけとなり、さらには日海商事の松尾社長のアドバイスもあって最終的にEX31に決定されたそうだ。
では、EX31ってどんなボートなんでしょうか?
よく知らない方のためにも、ここで少しEX31について紹介させて下さい。
EX31は、デッキ中央にハードトップキャビンを配置したウォークアラウンドタイプで、
釣りに最適なスタイリングとデッキレイアウトを採用した31フィートの人気フィッシングボートです。
EXシリーズの特徴である釣り機能は継承しつつ、さらにライトタックル(ジギング)に配慮し、
実際の釣りシーンに適した仕様を実現したボートなんです。
アフトデッキはゆとりのあるワイドなスペースを実現しているので、安心して釣りを楽しむことができますね!
さらに、380馬力のエンジン搭載により、機動力もあるので、ポイントからポイントへの移動もラクラクです。
また、キャビン後部には大型ロッカーが標準装備されていて、
その中にオプションのトイレを設置すれば個室トイレとなるので、女性やお子様にも安心ですよね!
(電動マリントイレ:オプション)
個室トイレがあったことは、EX31購入の決め手の一つでもあったそうです。
EX31については、ブログの最後に製品ページのURLを載せていますので、
興味を持たれた方はこちらもチェックしてみて下さい!
話を元に戻しましょう!
フィッシングクラブがあって航空部もあるタカギ。
さらには、船名と同名の女子ソフトボール部や、馬術部まで。
まさに「陸・海・空」のフィールドでご活躍されています。
他には北九州でも開催されている東京ガールズコレクションのメインスポンサーにもなっているんだとか。
その活動はもはや福利厚生の充実だけでなく、地域貢献にも及んでいることがうかがえます。
どうしてそこまで、様々な分野での活動に力を入れられているのか髙城会長に尋ねると、
「北九州を元気にしたいから」と簡潔明瞭。
今では海外にも工場を持ち、活躍の場は世界へと拡がっているタカギの原点は、
まさにこの思いに集約されいるんだと納得できました。
そして、今後のフィッシングライフについて、田中代表に伺うと、
「釣りに出れる日が待ち遠しい」
と目を輝かせてお話して頂きました。
フィッシングクラブの部員は全国に約30名いるそうで、「月に2回は出航したい」とのこと。
さらに、ボート購入をきっかけに5~6名の部員の方が船舶免許を取得されたんだとか
また、どんな魚を釣りたいですかというという問いに対しては、
「周防灘や玄界灘で、鯛や青物を狙いたい」と意気揚々。
社内でボートフィッシングの魅力を発信して頂ければ、さらに免許取得者や部員数が増加するかもしれませんね!
こんなフィッシングライフの話を聞いていると、だんだんマイボートを欲しくなってきますよね?
でも、ボートは高価なもの・・・。個人で買うにはなかなか手が届かないしな~という方も多いはず。
そんな方にぜひ知っておいて頂きたいのが、タカギ様のように法人で購入する方法もあるということ!
では、法人購入にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
知っておいて損はないと思いますので、簡単にご紹介させて頂きます!
一つ目は、税務上のメリット。
ボート(20トン未満)の償却は4年間と年数が短いのが特徴。
つまり、購入費用は4年と短期間で損金計上できるんです!
(※会社の経営状況により変化する場合がございます)
また、ボートを維持していく為には、車と同じように保管料や燃料代、メンテナンス費用などがかかりますが、
これらも福利厚生費として計上可能です。
ただし、タカギ様のように社内のクラブ活動や福利厚生としての活用が条件となりますので、
それを証明する為のボート運用に関する社内規定と、乗船名簿等のボート利用記録の作成が必要となります。
さらに、リースを活用して法人購入することも可能で、その場合、リース料を経費処理できるなどのメリットもあります。
ボートリースに関しては、ブログの最後に関連URLを載せていますので、
さらに詳細を知りたいという方はそちらもチェックしてみて下さい!
二つ目は、社内のコミュニケーション向上。
福利厚生の一環として活用することで、社員間のコミュニケーションが進み、
よりチームワークが強固なものとなります。
また、社員のご家族も対象としたイベントなどがあれば、家族間にも新たな交流が生まれることでしょう。
三つ目は、会社のイメージアップ・ブランディング。
ボートを所有していることは福利厚生の多きな目玉になりますよね。
そのことで、採用のアピールポイントにも活用でいますし、会社のイメージアップやブランディングにもつながります。
四つ目は、人脈の拡大。
マリーナでは様々な分野でご活躍されているオーナーとの出会いがあります。
また、フィッシングの場においても同様に、情報交換などで人脈が広がります。
そこからビジネスに発展することも。
欧米では、ボートを活用して、プレゼンやミーティングを行うこともあるんだとか。
ボートはビジネスのツールの一つになりつつあるとも言えます。
これらが法人購入のメリットとなりますが、これからボート購入を考えたいという方は
選択肢の一つとして参考にして頂ければ幸いです。
さて、進水式はというと、「Water Wave(EX31)」が最後のクルージングを終えて、
バースの定位置に収まると無事に全ての工程が終了。
今後のタカギ様の益々のご発展と、フィッシングクラブの大漁を祈念致します!
取材はここで終了ですが、最後に少しだけおまけ・・・。
今回EX31を販売された日海商事様にも帰りに寄らせて頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
日海商事は、舶用エンジンからボート、さらには陸用発電機といった多岐に渡るヤンマー商品を取り扱い、
販売から修理までを手がけておられるヤンマー特約店です。
こういった特約店が全国各地にあるおかげで、ヤンマーの商品を安心してユーザー様にお使い頂けているんですね!
お店の概観はというと、マリンを彷彿とさせるブルーの外壁と、プロペラのモニュメントが印象的でした。
また、日海商事は、観光地でも有名な門司に位置し、
5分も歩けばレトロな街並みに辿り着く素晴らしいロケーションにあるお店です。
ちなみに門司と言えば、バナナのたたき売り発祥の地としても有名なんだとか。
そのことを知って少し散策していると、「バナナマン」に出くわしました!
愛と正義の使者らしいです。しかも、その隣にはバナナマン・ブラック・・・。
なかなかシュールで好きです。
「バナナのようにボートのたたき売りはできませんが、バナナマンのように愛と正義を持ってボートの販売をしていきたい」
そんなことを思いながら、帰路に着きました。
今回取材にご協力頂いたタカギ様、日海商事様、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
<関連URL>
- EX31製品ページ
https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex31/
- 法人向けボートリースのご紹介
https://pages.yanmar.com/content2-2-5_web.html
- 株式会社タカギ