こんにちは。
ボートショーに出展したFX24EZ
特別艤装として装備したアイパイロット
ボートショーでも好評であったため
改めて
海上テストの模様をご紹介いたします。
まずは電気系統の説明から。。。
FX24EZの広い機関室内
エンジン左右にはメインとサブのバッテリー
そしてアイパイロット用のバッテリーを設置しています。
今回設置したアイパイロットは72インチシャフト
パワーのある36V仕様。
エンジンルームを見ていくと
エンジンの左舷側(写真の右側)に機付のオルタネーターがあります。
エンジン始動中は
このオルタネーターより発電された電気は。。。
こちらの新たに設置した
アイソレーターを介し
メインとサブバッテリーに分配充電されていきます。
そして
アイパイロット用のバッテリー3台を充電するのは
こちらのエンジン前に取り付けた
DC入力のバッテリーチャージャーとなります。
充電経路としては下記となります。
【エンジン機付のオルタネーター】→アイソレーター経由→【メイン&サブ】→【チャージャー】→【アイパロット用バッテリー】
FX24EZは
艤装やメンテナンス性に優れた広いエンジンルームのため
バッテリーもご覧の通り
まとめてレイアウしました。
そして海上テストの模様は。。。
この日は風速5mほどの天候です。
モーターは海中にしっかりと入り込んでおり
テスト日の天候では、飛び出すこともなく
安定して駆動していました。
アイパイロットには、GPS信号を使用した
様々なモードがありますが、表現しやすい定点(スポットロック)モード!
をご紹介いたします。
◆アイパイロット開始
アイパイロットを作動させたポイントを
GPS上に目印としてマークを打ちました。(赤い四角)
方位は339°のポイントです。
定点維持中の船首からの風景はこちら。
右舷後方の煙突が目印となるポジションです。
◆アイパイロット開始から5分経過
方位およびマークしたポイントから
大きくズレることもなく定点を保持。
◆アイパイロット停止
停止後
僅か2分程で
マークポイントからも流されはじめ
方位も大きく変わりました。
ご覧の通り船の向きも変わり
先程の煙突が
左舷方向へと変わっていきました。
今回の海上テストでは
ご覧の通り
安定しアイパイロットの効果でボートのコントロールされ
手軽にポジショニングすることができました。
釣りに集中する時間をもたらす便利なアイテムですね。
使用する海域や風速・波高の条件によっては
勿論、安定した定点保持ができない場合もございます。
また、充電環境により使用できる時間も限られますが
楽しみな装備の一つですね。
東日本営業部