こんにちは、フィッシングナビゲーターの伊丹章です。
西日本の海域では、海苔の養殖シーズンが終わったようで、
4月上旬には海苔棚の撤去が進みましたね。
よく耳にする話では、これからは鯛サビキやチョクリ仕掛けの釣りだけではなく、
タイラバなどでも魚の当たりが増えてくるはず。
という事で
【前編】
まずは4月半ば。
小豆島北東面で伊丹は、タイラバにてボートフィッシングをスタート!
プレジャーボートのオーナーさんだけではなく、遊漁船の船長さんからの釣果情報でも、
「昨日までは良かったのだけど、今日は渋い!」のコメントばかりでしたので
タイラバのラバースカートは無しで、ネクタイのみ!
しかもメジャークラフトさんの
「Wタイ」(http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/10342)
を使用しての鯛狙いでした。
操舵席とキャビン入り口にも備えた大型外付けモニター GPS魚探
(HONDEX・https://www.honda-el.co.jp/marine/HDX-12S.html)では
底の方で魚の反応?が有り、タイラバのヘッドがボトム(底)について、
リールを3巻きしたところで
「カン!カン!…カッカッカン!カッ!カカンッ!」
と早速、手元まで金属的な当りを感じました。
姿を見せてくれたのは
丁度いいサイズの瀬戸内ブランドの真鯛です。
今回、伊丹が持参したメジャークラフトさんのロッド
「フルソリ」(http://www.majorcraft.co.jp/roditem/8025)は、
ロッドの先からグリップエンドまで全てがソリッド(カーボンロッド内に空洞はない)
なので、繊細な穂先で感度も良いのですが、
相反してバットパワーもあり、見事にバレにくい!
タイラバの釣りでは、当たりが出てもリールを巻き続けるのが基本ですので、
安心してリールを巻き続けられるロッドは強い味方で嬉しいですね。
さて、この日の伊丹は午前中に、TV番組の生放送への出演のお仕事があったので、
お昼14時過ぎからの出船でした。
それにしても見事に無風!波は無し!
魚の警戒心への影響が、良くも悪くもあるかどうかは分かりませんが、釣り日和。
ボートのスパンカーを立てることもなく、
細かくポイントを探っていると、またまた伊丹のタイラバに!
今度はシーバスGET!です。
デッキはフルフラットで広々!
メジャーを当ててみると
67㎝のコンディションの良いシーバスでした。
右舷側では、今回も乗船させていただいた
ヤンマー「EX30B」(https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex30b/)
のボートオーナーの小田さんが、ロッドホルダーを活用して、電動タイラバをしながら、
伊丹の仕掛けも立つように操船をしてくださいました。
もちろん小田さんも、綺麗な瀬戸内真鯛をGET!
伊丹に魚を釣らせながら、自らも好釣果!流石です。
好きな時間に好きなだけ、都合に合わせて、いつでも海へ繰り出せるので、
プレジャーボートは特に嬉しいですよね。
この日は短時間でしたが、タイラバで好釣果に恵まれました。
早々に、EX30Bを港まで、海面を滑らすように走らせて戻りました。
【後編】
さて、続いては~!
GW(ゴールデンウィーク)に突入した4月末。伊丹のスケジュールが変更になり、
仲間と釣りに行く計画をたてましたが、
遊漁船の予約も、波止釣り場も、GW中はどこも満員御礼。
そこで、またまた「EX30B」のボートオーナー小田さんにお願いをして、
牛窓のニシナマリンさん(https://nishina-marine.com/)から出船をして、
みんなで釣りに行くことにいたしました。
今回はなんと!
鳴門経由で紀北エリアまでのロングクルージング。
次の写真の船団、見えますか?
これでも、まだまだ少ないほうですよ。
この船団周りで、まず伊丹がチョイスしたルアーは「ジグパラ(メジャークラフト)」がベースとなる限定品、
伊丹章オリジナルカラー
「アキパラジグ・伊丹レッド①」(https://cartop.co.jp/akipara/)の30gです。
なぜキャスト用のジグをチョイスしたかと言うと、毎年4月末頃から紀北では、
ハマチのキャスティングが大盛り上がりなので、
「キャスト用のジグでも釣れると良いなあ。」と思っていると…
同船者の石井さんがハマチをGET!
やはり、ハマチは居ましたね!
前日までの情報では「渋い!」との事でしたので、これはお見事ですよね!
そして右舷側で小田船長はバーチカルジギング
小田船長にポイントを転々と探ってもらいながら
「EX30B」の左舷側で釣りを続けていた石井さん。
またもやHIT!
ファイト中の写真を撮影する時間がないほど、すんなり上がってきましたが、
今度はメジロです!
今日は「石井さんDay?」と思っていると…
伊丹にもHIT!
この子は…
ワニゴチでした。
さらに小田船長がGPS魚探で、かけ上がりの魚の反応をチェックしながら流していくと
「伊丹HIT!」です。
実は、ベイトタックルでのバーチカル(垂直に落とす)タイラバには、
今一反応が鈍かったので、少し硬めでしたがキャスティングロッドで遠投をしての、
キャスティングタイラバで仕留めた…
小型の真鯛をGET!
鯛めしにしても美味しいサイズですが、リリースしました。
大きくなって帰ってきてね。
各エリアでのベイトの状況や、水温の上昇などにより、
釣果も良い方向へ確実に変化してきていますね。
ぜひ皆さんもボートの機動力を生かして、
ボートフィッシングも楽しんでみてくださいね。