こんにちは、ヤンマーボートショップ芦屋です。
台風が接近しています!!
対策は、大丈夫でしょうか?十分お気をつけください。
さて・・・
今回は、まき網漁のご紹介です。
【和歌山県御坊市塩屋漁協(有)協栄漁業協栄丸】様にお世話になりました。
まき網漁とは・・・
探索船・まき網船・運搬船の3種の船が協力し、漁をします。
大きな流れとしては・・・
①探索船のソナーで魚の群れを探しだす。
↓
②2隻のまき網船で網を投入して、魚の群れを囲いこみます。
2隻が左右からワイヤーを巻き上げ網を巾着状にしぼる。
↓
③巾着状にしぼられた網の中の魚を鮮度を保つために
氷を大量に積んだ運搬船に積み込み、すばやく港へ運ぶ。
まき網船は2隻の船で作業をするのですが、
関西近隣地区では和歌山県の他に大阪府・兵庫県が主です。
ここ御坊市塩屋漁協では、約630Mの網を1時間半かけて巻き上げていきます。
まき網船は、多くの油圧漁労機器が設置されています。
(パースウインチ、ネットホーラー、網さばき、ボールローラー・・・etc)
これらの多くの油圧漁労機器の動力源は、大型ディーゼルエンジンなんです!
この多くの油圧漁労機器を手足のごとく扱い、
正確に素早く、そして優しく多くの魚を捕獲します。
素晴らしい熟練の技で水揚げされる魚は、鮮度も状態もバツグン!
今度、鮮魚店で”和歌山県御坊市塩屋漁協”さんの生産地シールを発見した際は
是非一度、選んでみてくださいね。
御坊市塩屋漁協のアジ・サバは、高級食材として扱われるほど
人気なんですよ。
本当ならば、このあと実際の漁を見学するはずだったんですが・・・
豪雨の為、中止となってしまいました。
皆様にもお届けできず残念です。
また、機会があり見学することになりましたらお伝えしますね。
塩屋漁協(有)協栄漁業協栄丸様、ご協力ありがとうございました。