名古屋支店の冨士木です
先日三重県栽培漁業センター様に納めさせていただいた
巡流水槽FOU-10が稼働し始めたと聞き、訪問させていただきました
と、その前にまず軽く施設紹介から・・・
三重県栽培漁業センターは1981年から栽培漁業のための種苗生産を開始しました
今年で38年目になります
当施設ではヒラメクルマエビ、ヨシエビ、ナマコ、ガザミ等の親から採卵し、
育てた種苗を海へ放流するという事業を行っています
先日納めさせていただいた水槽がこちらです
長さ:約10.2m×幅:約2.2mでかなりの量の海水が入ります
写真では伝わり難いですが、実物は結構大きいです
中を覗いてみると、みっちりとアワビがいました
あれっ殻が青い
配合飼料の関係だとか。生まれたばかりの時は、
付着珪藻(藻類の仲間)を食べ、大きくなったら配合飼料を与えていくとのこと
茶色の粒々が配合飼料です。
訪問時、ちょうどランチタイムでした
海へ放流された後は、天然の餌を食べるため、貝殻の色が茶色っぽくなっていきます。
しかし貝殻の頂点に青色の部分が残るため、それが放流貝の貝印になります。
もしアワビを食べる機会があれば、貝殻を確認してみてください
頂点が青ければ、それはmade in 栽培漁協センターかもです。(笑)
巡流水槽FOU-10は順調に稼動しており、当施設職員上谷さんにも満足しているとのお声をいただけました
最後は施設前で上谷さんとパシャリ
「今後も安定した生産供給ができるよう努めていきます。」
とコメントをいただきました
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