こんにちは。
久し振りのアップとなってしまいました。
今回は船体ケアとして
FRP補修の事例をボートセンターから紹介させて頂きます。
こちら、4月に上架し現在リフレッシュメンテナンス中のEX艇のバウ部分!
バウパルピット(バウレール:手摺)は曲がり
取り付けられているバウスプリット部は
ガタツキもあったことから、
全体的にFRPで覆うように積層し
応急処置を施された状態での入荷。
今回は、
見た目含めて恒久的な損傷部の補修を行います。
バウパルピットや周囲のものを
一旦取り外し
船体部分(バウスプリット)の損傷箇所を削りだし
必要に応じてFRPにて補強含め積層。
裏側からの補強積層の為
パウローラーも一旦取り外し
作業用のメンテナンス用に一部開口部を設け
狭小部の補修も行います。
ハルとトップレールの合わせ部に取り付けられている
ガンネルモールも劣化しており全周取り外し交換。
航海灯も一旦取り外し
補修に向けて下準備。
積層後はパテ埋めにて成形作業
その後、下地塗装(サーフェサ)を施し
仕上げ塗装工程へ進め
この後は、磨ぎだし仕上げに向け
航海灯やバウレール、バウローラー
ガンネルモールの取り付け復旧工程となっていきます。
損傷後、応急的に対応されていたこともあり
損傷部の広がりも少ない状態でした。
今回は艇全体のリフレッシュも兼ねて
ボートセンターでメンテナンスを行っています。
仕上がりが楽しみですね。
今回は、FRP補修の一例をご紹介させていただきました。
ヤンマー東日本ボートセンター