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ご当地コーナー ~東京~ 幅広汎用和船ZD30N2 進水

こんにちは

東日本営業部です。

今回は、西日本営業部からも度々ご紹介されている、「ご当地コーナー」に習い

ご当地(東京)の特色に触れながら

幅広和船について紹介させていただきます。

 

ベースとなる船は汎用和船ZDシリーズの

ZD30N2(全長9.10m 全幅2.60m)の幅広モデルです。

同じZDシリーズでもZD30M2(全長9.08m 全幅2.43m)に比べワイドな船型となっています。

 

 

 

 

ZD30N2標準に対し、コンソール型ブリッジやTトップ仕様として

コンソール内には、電動トイレも設置。

 

Zd30N2標準仕様艇は2016年9月のブログにもご紹介しております。

 

 

 

 

 

デッキ上には新たにボートセンターで加工し設置した

循環式の生簀(いわゆるライブウェル)を設置。

 

 

 

 

 

Tトップの高さも低めに加工

さらに航海灯のマストも可倒式。

 

 

 

 

 

これらは、東京湾奥の水辺を航行する際に水路上に幾つもの橋をくぐるため

吃水上の高さをできるだけ低く抑えている

まさに東京地区ならではの仕様なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

こちらはコンソール内の電動トイレです。

和船では、トイレの設置例も少ないですが

東京都内の水路や湾内の狭水路等を主に航行エリアとする船は

欲しい装備の一つですね。

 

 

 

 

 

 

 

7月大安吉日

芝漁業協同組合様

第三南進丸の進水となりました。

連日、天候が不安定な日が続いておりましたが、進水当日は天候も落ち着き

良い一日となりました。

 

 

 

 

 

大漁旗を掲げた進水当日は

大勢の組合員の皆様がお集まりになり

安全航行と大漁を祈願されお祝いの一日。

 

 

新船導入の打ち合わせから建造に向けた

仕様打ち合わせと進水当日の今日

素敵な機会に携わることができ嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

同クラスの和船よりも幅広の船型は

内水面において、養殖の運搬用途や荷を積む作業に向けたモデルとなります。

東京湾奥の内水面では、養殖や大きな運搬作業は無いものの

幅広ゆえの安定感は、特に網作業に効果も大きく感じる

幅広和船の1隻です。

 

 

 

 

 

 

 

芝漁業協同組合の皆様をはじめ

原マリンさん勝どきマリーナ(本橋発動機)さん

ありがとうございました。

 

 

ヤンマー舶用システム 東日本営業部


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