皆さんこんにちは!新入社員の畑山です!
いよいよ夏本番ということで、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はというと、ついこの間新設された、セレッソ大阪のホームスタジアム、ヨドコウ桜スタジアムへ試合を観に行ってきました!
ヤンマースタジアム長居よりも選手との距離が近く、大迫力の試合を楽しむことができました!
(私は幼稚園の頃から長居でセレッソのサッカーを見ていたので、少し寂しい気もしましたが、、笑)
皆様ももし興味があれば、新しくなったスタジアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて今回の新入社員奮闘記は、今秋の展示会に出品を予定しているZD32G6に特別艤装を施すため、
大分で作業を実施してきましたので、その様子をボートのご紹介とともにリポートしていきます!
こちらのZD32G6の艤装内容は様々ありますが、
今回はデッキにリガーマリンさんのSeaDekを貼り付ける準備作業の様子をご紹介していきます。
尚、今後数回にわたり、こちらのZD32G6が次々と艤装されていく様子をお伝えする予定ですので、是非次回以降もご覧ください。
さて、今回の作業の様子をお伝えする前に、簡単ですがZD32G6の主な特徴についてご紹介します。
特徴1:幅広デッキが特徴です!
ZD32G6は、全幅2.94mの幅広デッキが特徴で、
最大積載量2,500kg、定員は最大で25名まで対応可能とした和船タイプのディーゼルボートです。
オモテのデッキは、身長170㎝以上の私が寝そべっても全然余裕があるほどの広さがあります!
特徴2:様々な用途に対応できる3タイプのブリッジが選択できます!
漁業、ダイビングなどの観光、港湾作業からレジャー用途まで様々な用途に使用することを想定した
「ハードトップ仕様」「ウィンドシールド仕様」「センターコンソール仕様」の3つのブリッジタイプを選択する事ができます。
(※詳しくは以前のブログに紹介していますので、こちらをご確認ください。)
さて、お待たせしました。
それでは、ZD32G6にリガーマリンのSeaDekの貼り付け準備の様子をリポートします。
作業場所は、大分県にあるヤンマーマリンインターナショナルアジアです。
まず、SeaDekとは船のデッキなどに張り付けるウレタン素材のマットのことです。
こちらのSeaDek は、JIBS2021でEX38FBに艤装し出品しました。
JIBS2021では、トモ側だけにSeaDekを貼り付けておりましたが、今回のZD32G6にはデッキ全面に張り付ける予定です。
今回の作業は、寸法を測り、張り付ける位置を決め、フィルムをあてがい、型を作っていくという流れになります。
少し見にくいかもしれませんが、まず、透明なフィルムをデッキに敷き、マスキングテープで固定していきます。
次に、その透明フィルムに油性マジックで線を引き、穴をあける位置やカットする場所を決めていきます。
ハッチやイケスなどがあるとどうしてもカットが多くなり、型取りも大変ですが、
ZD32G6はフラットデッキが特徴的な船であるため、簡単に型を取ることができました!
炎天下の中でしたが順調に作業を進め、1日で型取りを完了させました。
この後の流れですが、
①この型取りをした透明フィルムをリガーマリンさんに送り、
これをもとにSeaDekを実際に作成する前の最終調整を行うための「ドライフィット」というサンプル品を作成頂きます。
②ドライフィットが完成しますと、これをデッキにあてがい、最終調整を行います。
③ドライフィットを再度リガーマリンさんに送り、カラーを選択し発注すると、SeaDekが完成します。
④出来上がったSeaDekを貼り付けて作業完了となります。
まだまだやることがたくさんありますので、
その様子は次回の新入社員奮闘記でご紹介いたしますので、お楽しみに~。
最後になりましたが、前回の新入社員奮闘記でご紹介した「ロープワーク」の動画はすでにご覧になられましたでしょうか!?
まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、こちらより動画を見に行ってみてください!
それでは失礼いたします。