皆さん、こんにちは!新入社員の畑山です。
前回の新入社員奮闘記 第5弾でご紹介致しました、
ZD32G6へ張り付けるSeadekの型取りの様子はご覧になられましたしょうか?
今回はその続きになります。
前回型取りした透明フィルムをリガーマリンさんへ返送し、
SeaDek現物完成までのサンプル品(ドライフィット)を作成していただきました。
ドライフィットは型取りの際と同じく透明フィルムでできており、
実際にこれから貼り付けるSeaDekと同じ形状をしたサンプルのことです。
このドライフィットをパズルのように船にあてがい、
実際にSeaDekを張り付ける前に、最終調整していきます。
前回、手作業で型取りをしたフィルムをベースにドライフィットを作成していただくので、
ドライフィットをデッキにあてがった際に、若干のズレが生じている箇所があります。
そのズレがある箇所に、修正内容をマジックで書き込んでいきます。
ZD32G6のデッキにジャストフィットしたSeaDekを、
今後開催予定のボートショーで皆さまへお披露目できるように、ミリ単位で各所チェックしました。
前回はこの細かい作業を猛暑の中実施しましたが、
この時は曇りで、作業をするにはちょうど良い気候で作業が捗りました。
(↑修正箇所を記入した図面)
さらに今回は、SeaDekをどの色にするのか、また、どんなデザインにするのか、
すべて若手のアイデアで決めてよいと上司から指示がありました。
カラーバリエーションはかなり豊富で悩みましたが、カッコよさや見栄えはもちろん、
「汚れの目立たなさ」「照り返しの少なさ」などを考慮し、デッキはグレーに。
せっかく船全面に張り付けるので、エンジンハッチ部分は別のカラーにしようということで、ブラックをチョイスしました!
エンジンハッチ部分にはヤンマーのフライングYを大きく刻印するデザインにし、
刻印で浮かび上がってくるカラーはレッドになっています。
オモテ側のデッキにもヤンマーのゴロと船名を刻印しています。(これは浮かび上がってくるカラーがブラック)
ZD32G6は左右の幅が2.9mもあることが最大の特徴であることから、
ロゴと船名の下部にフィッシングメジャーを大きく表示させるデザインにしました!
新入社員である私のセンスが問われた“カラーとデザイン“と”ドライフィット“の修正箇所を
リガーマリンさんへ連絡し、SeaDek貼り付け前の準備が完了しました。
これから修正指示をもとに作成された、ZD32G6のデッキに合ったSeaDekが納品されます。
SeaDekが納品されたら、貼り付け作業を実施します!
私が選んだカラーやデザインは実際に張り付けるとどんな見栄えになるのか、
細かく修正したことでジャストフィットするのか、楽しみです。
その様子は次回の新入社員奮闘記でご報告いたします!お楽しみに~。