こんにちは

東日本営業部です。

東京ではもう桜が咲き、春も間近ですね。

 

今回は、海洋ソリューションGより

漁港設備に導入している機器の

点検作業（海水設備のメンテナンス）についてご紹介させていただきます。

 

 

 

 

漁港設備では一般的に海水を汲み上げ

ろ過装置を経由し殺菌などを行った海水を使用しております。

 

 

 

 

 

こちらは

導入当初の真新しい送水ポンプです。

沢山のバルブや配管がなされています。

 

 

 

 

そして

こちらは、設置から約１０年近く経過した送水ポンプ

 

御覧の通り

各部配管部は、海水を汲み上げ送水しているため

一部に錆が発生しております。

点検箇所としては、各部に設置されている

センサーの作動確認や、もちろん大切なのは水漏れの有無や運転時の

異音振動の有無を確認していきます。

 

 

 

 

先ほどの送水ポンプに対してこちらの大きなタンクは、海水ろ過機となります。

 

役割としては汲み上げた海水を

この装置を通しろ過し

ゴミを取り除く重要な役割をもっています。

 

海水ろ過装置の点検で重要なポイントとしては、

海水系統の流れを自動で切り替えるバルブ（弁）の

正常に動作しているか含めチェックしていきます。

また、各部配管部の水漏れが主な点検となります。

 

 

 

 

各配管はそれぞれの役割をもっているため

ろ過装置を運転しながら、水漏れ有無について各所点検を進めていきます。

 

海水設備は、小さな不具合を放っておくと

思わぬ故障に繋がることもあります。

ろ過設備を導入し使用される際は、

定期的な保守メンテナンスをお勧めいたします。

 

ヤンマー舶用システム株式会社

東日本営業部　海洋ソリューションG