こんにちは、ヤンマーボートショップ芦屋です。
2月に入り寒さがいちだんと厳しい時期となりました。
こんなに寒いと海へ出るのも遠のきます!!
ということで今回は、そんなこの時期に、シーズンインへ向けて
メンテナンスのおススメです。
ショップ前に展示中のFX27Z-LTDを使ってご説明します。
では早速、エンジン型式4LH-UTZYの場合・・・スタ~ト!
①エンジンオイルの点検
エンジンオイルは潤滑、清浄、冷却、防錆、防塵、密封などなど・・・。
多くの働きがある人間で言う血液のような物でとても重要です。
また、オイルフィルターは腎臓のように、汚れたオイルをろ過する働きがあります。
エンジンオイルの点検は日ごろ出航前にして頂いていると思いますが、
シーズン前に一度点検されてみてはいかがですか?
まずは・・・。
エンジン検油棒で、エンジンオイルの油量・汚れを点検します。
※※ご注意※※
エンジンが熱いうちは、ヤケドに十分ご注意ください!!
もし、オイルが少ない!という場合は、エンジンの補油口から補給してください。
お~っと!ここでオイルの入れすぎにご注意ください!
故障の原因になりますので、検油棒で確認しながら、ゲージの上限目盛りまで補給してくださいね。
また、汚れたオイルはエンジン寿命を短くしてしまいます。
エンジンオイルの交換目安は、500時間または6ヶ月毎に交換です。(初回は50時間)
オイルの容量はおよそ13リッター必要ですよ。
もちろん!ヤンマー純正オイルの使用をお願いします。
(スーパーロイヤルオイル)
オイルフィルターも都度交換を忘れないでくださいね。
そして、次に・・・
②冷却水の点検
ヤンマーエンジンは間接冷却方式です。
エンジンの熱を清水で冷やし、熱した清水は海水で冷やします。
清水にはクーラントという添加剤が入っていて防錆剤として
清水クーラー経路の腐食を予防する働きがあるんですよ。
その働きを維持する為に、クーラントは1年毎に交換が必要なんです。
チェックポイントは2つです!
※※ご注意※※
エンジンが熱い間は、蒸気が噴出す恐れがありますので、
エンジンのフィラーキャップは開けないでください。
温度が十分に下がるのを待って点検してください。
まずは、サブタンクの冷却水量を点検します。
サブタンクに目盛りがありますので、もし下限メモリ近くに減っていれば、
蓋を開けて上限目盛りまでクーラントを補給してください。
(入れすぎにご注意を!)
ヤンマー不凍液 ロイヤルフリーズをオススメします
もし、サブタンクの冷却水が少なくなっている時は、
清水タンクのフィラーキャップを外してタンク内部も冷却水が
減ってないか点検してくださいね。
何年も冷却水を交換していないよ!っというオーナーさんはいらっしゃいませんか?
出来れば毎年冬前に交換しておけば安心ですね。
っと・・・。まだまだご紹介したいことは山ほどありますが、今回はここまで。
またの機会にご紹介して行きたいと思いますので参考になさってください。
詳しくは取扱説明書に記載されておりますので、そちらも是非ご覧になってください。
また、メンテナンス冊子をショップで差し上げていますので、是非お立ち寄りくださいね
ボートショップ芦屋 所在地 ↓↓↓
http://www.yanmar.co.jp/srv_sup/shop.php?id=1377