皆様、大変ご無沙汰致しております。
前回、前々回と釣楽リモコン極の取組から始まって、約2年の歳月をかけて
マロール㈱さんと一緒に開発してきた、釣楽リモコン極ですが、とうとう完成したのです。
その名も極改め
『釣楽リモコンPRO』と命名されました!
さていったい『釣楽リモコンPRO』とはどんなシステムなんでしょうか?
これから詳しく説明させて頂きます!
ここで開発を担当したマロール㈱の技術スタッフ 久保君に登場してもらいますね(・ω・)bグッ
はいそれでは私、久保が説明させて頂きますね!
まず現物はこんな感じです。
見て頂いてお分かりの様に、操作ボタンには
○コース
○ポイント
○オート
○リモコン
○マニュアル
と5つのボタンがあります。
この5つのボタンから選択して頂いて
その時の釣り場、対象魚に応じて船の制御を変えていくのです。
それでは、それぞれのボタン(メニュー)についてご説明する前に
釣楽PROはどのような外部機器と連携して構成されているかを
簡単にご説明致します。
釣楽PROは下記の外部機器と接続し制御されています(・ω・)bグッ
①釣楽PRO(コントロールユニット)・・・・・全体の頭脳です。
②サイドスラスター・・・・・船首方位を保持します。
③GPS受信機・・・・・船の位置を補足します。
④方位センサー・・・・・船の方位を補足します。
⑤エンジンリモコン・・・・・釣楽PROの頭脳からの指示でクラッチを制御します。
とっても賢い機器なんですよ♪
それではどんな制御が出来るのか、メニューに沿ってご説明致します。
まず1番目はポイントモードです。
このモードは名前の通り、定めたポイントに出来るだけ
戻ろう(残ろう)とするシステムです。
あるポイントに出来るだけ留まっておきたいケースなんかにとても便利なんです!
例えば
①ポイントに着きました。
②そのポイントで釣楽リモコンPROのポイントボタンを押します。
③すると船は潮の流れや風の影響で、少しずつ流されていきます。
④ある一定の時間(約1分程度)船が勝手に流されていくと、
最初にポイントボタンを押した位置をGPSが覚えています。
そして、その位置の方向へスラスターが作動して船首をそこへ
向けます。
⑤それから流された位置からポイントまでクラッチが勝手
に入って船を進めます。
ポイントに近づくとクラッチが中立に入って、船はポイント近くで
止まっています。
⑥そこからまた船が流されると、ポイントに戻ろうと勝手にクラッチが前進、
中立を繰り返し、ポイントから外れない様に制御します。
⑦スラスターも最初に感知した方向を保つために船首を左右に少しずつ制御
してキープします。
コレを一連の絵で説明するとこんな感じです。
実際のGPS映像はこんな感じです。
これは人が操作していません。釣楽リモコンPROが命令して
各機器がそれぞれ動いているんです!
続いてコースモードです。
このモードは、またまた名前の通り
潮と風で船が流されるのを利用し、流されたら戻す、流されたら戻すを
自動で繰り返し、GPSの航跡を見ると、コースを流している様に見えます。
これを絵で説明すると
先程のポイントモードと違って、広い範囲を探るには
とても便利なモードですね!
その他のボタンを説明しますと
〇オートモード
これはオートスラスターの機能です。
オートスラスターとは、あらかじめ設定した方位を維持する為
スラスターで方位を保っていきます。
〇リモコンモード
これは通常の釣楽リモコンです。
スラスターと連動はしません。
釣楽機能を使うには便利です。
〇マニュアルモード
名前の通り、制御をしない時はマニュアル状態です。
各機器は通常に作動します。
以上、それぞれ各メニュー毎にご説明申し上げましたが
ご理解頂けましたでしょうか?
一度、皆様に体験して頂ける、実船体験試乗会を開催させて頂きますので
楽しみにして下さい。
それではまたご案内申し上げますね!