こんにちは大阪支店です。
今回、YMSスタッフは静岡県伊豆半島の東海岸にある『いとう漁業協同組合』
さんにおじゃましてきました。
そこで、おいしそうなものを発見しましたので、ご紹介しますね
その美味しいものとは、『いとう漁協』さんが独自に取り組んでいる「魚のすり身」なんです。
では、魚のすり身ができるまでを、少しご紹介しましょう
ご存知の通り、漁師さんは毎朝新鮮ピチピチな魚を水揚げします。
せっかくの新鮮な魚なんですが・・・
通常、魚のスリ身を製造するまでには、魚を買った仲介人さん→水産会社さん
→加工業者さんと魚が運ばれていくので、どうしても水揚げから加工まで時間が
かかってしまい、遠隔地へ運ぶ際などには、魚を一回冷凍保存する必要があるんです。
一度冷凍した魚は解凍する際に、”ドリップ(うまみ成分)”が出てしまい
せっかくのうまみが逃げてしまうことも・・・
その点、漁協さんで直接加工すると、獲れたての魚をその場ですり身にしちゃうので、
加工までの時間がとても短く、しかも すり身が凍っていないのでドリップも出ず、
うまみがすり身に残ったまま
さらに完成したスリ身は、鮮度が落ちないように真空パック冷凍しますので、
美味しさがギュッと詰まったまさに”海のめぐみいっぱいのスリ身”になるのです
地元では、学校給食を通じて子供たちにも愛されているようですよ
さらにもう一つ
皆さんは、『未利用・低利用魚』ってご存知でしょうか??
サイズが小さかったり規格に合わない魚のことなのですが、
これまで、なかなか市場に出回ることはありませんでした。
とっても美味しいお魚なのに、安い価格で取引され、養殖魚のエサ等になり、
最悪は廃棄されるという悲しい運命を辿るそうです・・・。
そういった魚たちをすり身に加工することで
とっても新鮮で美味しくいただくことができるッ
魚が売れることで水揚げ額が上がるッ
漁業の救世主となるッ・・・と期待されているのです
そんなすり身がどこで買えてどこで食べられるのか?
まずは、食べることができるのは、こちら↓↓↓
いとう漁協直営の漁師めしや「波魚波(はとば)」です
その日獲れた新鮮な魚がお昼に店頭に並び、当日完売してしまう程の人気店なのです。
そのお店にこれからすり身を使ったメニューが並ぶことになりました!
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、ボリュームもありとっても美味
是非一度お店で味わってみて下さい★☆
そしてそして・・・。すり身を買うことが出来るのはこちら↓↓↓
『いとう漁協』さんの購買課です。
こちらは担当の中道一二三(ひふみ)さん
「すり身のことは私に任せて下さい!
サバのすり身は「サバ男くん」という名前でブランド化し、
いとう漁協の1Fでは、この「サバ男くん」を始め、様々な資材も販売してますよ。
すり身1kg入りや200g入り(写真)サバ・いさき・イカ・等など・・・
その日獲れた魚によってできるすり身も違うので、
いろんな魚の味を楽しむことができます!」
皆さんも、伊豆半島に行かれた際は、是非立ち寄ってみて下さい。
美味しい魚があなたを待っていますよ
いとう漁業協同組合さんの詳細はこちらから
http://www.jf-net.ne.jp/soitoshigyokyo/