船の定期メンテナンスについてご紹介いたします。
昨年11月にボートセンターにて定期メンテナンスにてドック入りした実例にてアップします。
先ずは、上架し船底作業から
上架後、船底付着物を除去し、傷や損傷を確認し、プロペラ周辺の釣り糸等のライン巻き込みを撤去。
ブラケット部の磨耗等をチェックします。
船底塗装を塗り替え、亜鉛も交換し仕上ます。
亜鉛といえば、機種によりますが、エンジンや海水コシキ等にも取り付けられていますので定期メンテナンスの際は確認しましょうね。
エンジンの防触亜鉛(交換前と新品)
デッキウォッシャーの海水コシキ内のゴミ除去・清掃・亜鉛等交換を実施
そしてエンジン関係では、勿論、オイル交換も大切ですが、
燃料エレメントや、冷却清水(クーラント)も確認しましょう。
一次側の油水分離器では、水の痕跡
冷却清水(クーラント)は、比重もチェックしましょうね。
関東地区では、30%の比重が一つの基準となります。
エンジンオイルや、クラッチのコシキも清掃もチェックし清掃します。
海水ポンプゴムインペラやVベルトなどゴム製品の定期消耗部品は交換。
ヤンマー東日本ボートセンターでは、艤装やオリジナル加工品の製作だけではなく、ドック入りなどプレジャーボートの定期メンテナンスも実施しており、今回は、メンテナンスを普段とは違った面で、少しだけですがご紹介させていただきました。
★ヤンマー東日本ボートセンター★