ヤンマー東日本ボートセンターです。
本日は、振動子取り付け方法のお話。
スルハルと記してますが、正しくはスルーハルなんでしょうね。私は、スルハルと言った方が単に言いやすいだけなんですが。。。。
スルー(貫通)ハル(船体)、船体貫通で魚探の振動子を取り付ける方法。
魚探の振動子の取り付け方は幾つかありますが、殆どが、インナーハル(船体の内側)で取り付けるケースが多いのではないでしょうか?接着にて直に取り付けたり、インナーハルキット等を用いて船内に取り付けられたりが主流でしょうかね?
以前(うぅ~うぅぅん~15年以上前)はよく、トランザム(船尾)に、つけていた記憶がありますが。。。。 風車が付いて船速なども表示されるようなタイプもありました。
以下は、インナーハルキットを用いた取り付けです。
↑↑↑緑色の液体(不凍液)の入った筒(エンビ)に振動子を取り付け(インナーハルキットを用いて設置)る方法。不凍液が濃すぎるのも良くないとか?液がもれると音波が伝わらなくなる為、液量も時折見ることもポイントですね。
また船尾や船体側面に取り付け、使用されるときに振動子を海面へ下げて使う取り付け例です。下げたまま、スピードを上げるとパイプや取り付け箇所が破損してしまうこともあるので注意してくださいね。(振動子が綺麗な状態で、且つ直接の為、減退が無くいい状態で使用できるのがメリットですね)
レジャーボートオーナーも、魚探出力も大きくされたり、周波数も様々な物を選ばれるようになったりしてきた頃でしょうか?上下式で取り付けて欲しい❢❢と相談されるようになってきた時期がありました。
上下式のパイプを使用して設置したり
使用するときは、振動子を下げます。
船体側面に設置したりも。
そして最近は、リガーマリンさんから発売されているスカッパースルーハルキットを使用した取り付け方。
YANMARのSR型スカッパーに取り付けられるキットです。取り付けも簡単で、係留艇でも振動子を外して掃除も出来るでしょうし、感度や出力等の減退も無く使用できるものですねっ
最近魚探が、デジタル化され、益々性能も期待でき、、、スルーハルの方法が性能をより発揮されますから期待してしまうアイテムの登場ですね。但し、使用できる振動子のサイズに限りがありますので事前に確認が必要です。
【FURUNO、KODEN、ROYAL、HONDEXさんの50/200kHz 600Wのみとなります】
そして、大きな振動子は。。。。。↓↓↓
船底に埋め込んでしまいます。
ヤンマー東日本ボートセンターでは、現在主流?と感じる程の取り付け例です。
振動子をスルーハル(船底貫通)の取り付けをレジャーボートに施工し始めた頃は(12~13年程前くらいから増え始めたのでしょうか?)お客様と打合せを行ったり、取り付け場所を悩んだりもしておりましたが。。。。。現在はインナーハル以上の隻数を取り付けているのでは?と感じます。
(エンジンルーム船内側)
ヤンマー船を選ばれる皆様のポイントは釣の為❢❢
フィッシングの為に❢❣❣
が、ダントツであることと、関東地区の海域でしょうかねっ 狙うポイントが深いんですねぇ~
ドライブ艇でもイケス区画を利用して取り付けたり。。。。
深海、ディープな深場を狙われ、底物を楽しまれているお客様が多く
振動子の出力も、1kW、2kW、3kWや5kW 周波数も悩まれ。。。。中には、4周波を使い分けられているオーナー様も。。。。。
プランクトンや、気泡の影響様々な環境変化の中、魚探の反応を読まれ 釣果をだされているオーナー様は凄いなぁ~と関心してしまいます。周波数や出力の違いや、反応それぞれ特徴があるようです。
日々勉強ですねっ(^^ゞ
以上、振動子の取り付けについて幾つかのケースについて触れてみました。(参考程度に。。。)
☆YMS東日本ボートセンター☆