7月になりましたねぇ~
間もなく梅雨明けなのでしょうかねぇ~ここ数日、関東地区は湿度も高く暑いです
暑い日が続き始め、海水温度も上がり始めるこの時期から10月頃まで、良くご相談を承るのが機関の水温上昇(いわゆるオーバーヒート)のご相談です。
と言う事で本日は、YMS東日本営業部よりご紹介させていただくのは。。。。
熱交換器(ヒートエクスチェンジャー)のメンテナンス
エンジンの冷却に大切な箇所。キングストン付近や、海水コシキを先ずご紹介
清掃前の海水コシキです。
冷却海水の取り入れ口ですので、重要な場所ですね。
【コシキによっては、亜鉛がついているものもあります】
そして大切な、海水ポンプのゴムインペラーも重要なチェックポイント
【海水を汲み上げるポンプです】
ゴム製品の為、定期交換パーツですよ
そして本題熱交換器です
内部は、蜂の巣のようですぞっ!
清水クーラー内のいわゆる(チューブ)内のスケールが。。。。
チューブ突き作業にて、綺麗にします。(熱交換効率も上がることでしょうね)
まるで垢すり?? この季節 実は私は。。。垢すりに行きたくなります
スケールも除去されすっきり
≪清水クーラー清掃完了≫(*^。^*)
次にインタークーラー
【インタークーラーの役割は、エンジンの吸気側の空気を下げ密度を高め燃焼効率を上げる役割があります。】
内部には、亜鉛のカスが溜まっていた状況です。
側蓋(カバー)にも汚れが付着している状況。
清水クーラー同様に掃除
インタークーラーの側蓋(カバー)も清掃(^_^)v
■参考画像は、アワーメーターは約1500時間ですが、船齢約10年です。
■熱交換器は、エンジン機種により異なります。
■汚れ度合いも、使用環境等によっても異なり、また作業方法も状況により異なります。
冷却海水が、各チューブ(細い通路)を通るので、詰まりや、スケールの付着等により熱交換効率が下がってしましい、オーバーヒートを起こす要因の一つともなりますので結構大切なメンテアンスの一つですよ
特に海水温度が高くなり、外気温度も上がり始まる、この季節から秋口くらいまで、よくある相談の一つです
☆YMS東日本営業部☆彡